名作文学(笑)シリーズ

シリーズ全体を一つの記事で書いています。

<ジャンル>ファンタジー・時代もの・シリアス・コメディ・名作パロディ
<おすすめ度>シリーズ全体★★★ ※現在シリーズ4まで聞いています
<作品HP>http://www.fwinc.co.jp/www/

■シリーズ全体の感想■
どのCDも、原作沿いの20分程度のストーリーと、5~10分程度のお遊びトラックが数本入った作りになっています。

お遊びトラックは、メロスの王様がオタクだったり、注文の多い料理店の山猫亭主がナンパ男だったり遊びまくってます(笑)
でもあんまり面白いネタはなく、好きなキャストのふざけてる所が聞きたい人向け。

ただ、原作沿いの本編はやっぱり名作を元としているだけあって、お話の骨がしっかりしていて聞いていて気持ち良いです。
ドラマCD向けに軽く聞けるようアレンジしてあるので、さくっと聞くにはちょうどよくて気に入っているシリーズです。


↓以下個別感想

名作文学(笑) ドラマCD「走れメロス」

 

<ジャンル>中世・青春・コメディ
<キャスト>杉田智和・小野大輔・神谷浩史
<おすすめ度>★★

■感想■
1巻は本編もふざけまくってます。
王様役の神谷さんがまんま某女王様キャラ声なのとこが聞きどころ。


名作文学(笑)ドラマCD 「ヤブノナカ」
 

<ジャンル>大正時代・シリアス・BL
<キャスト>安元洋貴・中村悠一・寺島拓篤
<おすすめ度>★★★

■感想■
名作パロディですが原作の面影はほぼなく内容はBLです。
安元×寺島、中村×寺島で直接描かれていませんが性関係さえあるのでBL苦手な人は避けた方がいいです(笑)
同じ事象でも、見る人の視点によって全く別の事柄になるのが興味深くて面白かったです。


名作文学(笑)「注文の多い第六天魔王」
 

<ジャンル>戦国・コメディ
<キャスト>遊佐浩二・櫻井孝宏・鈴村健一
<おすすめ度>★★

■感想■
本編もおふざけ度高め。
いつもクールな役の遊佐さんが可愛いにゃんこになったりキザ男になったりニャーニャー言って頑張ってたのが面白かった。


名作文学(笑)ドラマCD「山月記-世界の中心でアイを叫んだ獣-」
 

<ジャンル>中国・科挙・シリアス・再会
<キャスト>緑川光・関俊彦
<おすすめ度>★★★★

■感想■
今までとは一転変わってシリアスです。
「山月記」、学校で習ったのは覚えてたんですが内容は全く忘れてて、声優さんの本気の演技と感慨深い内容に思わず涙が出ました。
名作は、時代を超えて受け継がれるだけのパワーを持っているから名作なんですね。
シリーズ4作目までで一番好きなCDです。



次作も聞いたら感想を書いていきます。